神奈川県茅ヶ崎市赤羽根｜赤羽紀行｜東京都北区赤羽から全国の赤羽・赤羽根を探し歩いています

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神奈川県茅ヶ崎市赤羽根

神奈川県茅ヶ崎市赤羽根

　茅ヶ崎市は,神奈川県の中南部に位置し、東は藤沢市、西は相模川を挟んで平塚市に、南は相模湾に面し、北は寒川町と接しています。森の緑と碧い海に囲まれて、四季を通じて温暖で夏は涼しく冬は暖かな恵まれた気候です。
　海岸線が東西6kmもある湘南海岸は、海水浴、サーフィン、船釣り・投げ釣り、地引網でアジ・シラス…など、またモモ・ナシ・ブドウなどの観光農園もあって味覚狩りも楽しめます。

　茅ヶ崎市は、江戸時代の名奉行・大岡越前守忠相公ゆかりの地で、毎年4月の中旬には大岡越前祭が行われます。「輝ける闇」の作家・開高健が晩年に過ごした邸宅は、記念館として開設され、加山雄三などの著名人が住んでいました。
　道路には、サザンオールスターズにちなんだサザン通り、加山雄三が元住んでいたところの雄三通り、大岡越前守の墓のある浄見寺の北側の大岡越前通り・・・などの愛称が付けられています。

　サーフィン発祥の地・茅ヶ崎の浜辺から藤沢の鵠沼に続く8.4キロのサイクリングロードや、シロギス・イシダイなどのポイントが近くにあって船釣り・投げ釣りが盛んです。また、茅ヶ崎沖でとれた新鮮な魚を食べられる漁師さんの直営の料理店も多くあります。

　茅ヶ崎里山公園は、雑木林、谷、池など自然に溢れた場所に、長いローラーすべり台などを配置して、風景を楽しむことができる公園です。ソメイヨシノが満開で、きれいでした。

　白・桃・赤のハナモモが湘南の丘で咲いていました。あざやかです。

　曹洞宗恵日山善谷寺の入口に咲いていたハナモモは、１本の木に赤・白・絞りが混ざって咲いている「源平」という品種です。色合いが素敵です。

　湘南で唯一の蔵元、創業130年の熊澤酒造です。丹沢山系の伏流水で仕込んだ地酒、涼やかで潤いのある味わいの「天青」。湘南ビール、「ビター」・「ルビー」・「リーベ」を造っています。
　敷地内には、石釜で焼くナポリピッツアやイタリア料理のダイニングレストランMOKICHI TRATTORIA、蔵元創作料理の天青、フランス産と国内産の小麦を使用した焼きたてパンのMOKICHI Baker & Sweetsがあります。

　鉄砲通り沿いにある、こなひき洞です。半熟ローフ・タンドリーチキン・メロンパンなどを買いました。焼きたてのパンの香りが美味しそうです。

　サザン通りにあるタイゾーベーカリーで、クリームパン・トースト・黒ゴマ豆パンなどを買いました。人気が高く、午前中に行かないと売切れることがあります。トルコブルーのドアが目印です。

　新鮮な魚介料理が美味しいえぼしで昼食に刺身定食をいただきました。

　茅ヶ崎市の赤羽根は赤羽禰とも書かれ戦国期から見える地名です。あかばねと読みます。
　小田原衆所領役帳に小田原北条氏小机衆の市野助太郎・市野四郎左衛門の役高として、それぞれ「廿貫文東郡赤羽禰開」が見られ、「天保郷帳」・「正保国図会」には「赤羽根」がみられます。


神奈川中央交通バス停		交差点の信号

　赤羽根は、相模川下流の東方、高座丘陵と湘南砂丘地帯の境に位置しています。台地上には湘南カントリークラブゴルフ場、山林、赤羽根配水地、赤羽根青少年広場などがあり、台地下ではトマト・キュウリなどのハウス栽培、畑、花卉農園などがあります。
　赤羽根の地名の由来は、梵語で水を「アカ」と称するところから「アカハキ」となり転化したものという説や、林に生息していたトキの羽根の色にちなむという説があります。また、相模原台地の関東ローム層の赤土に関連するとも考えられています。


下赤羽根の鎮守様、神明大神社です。御祭神は、天照大神、素盞嗚命、菅原道真、福津日神です。		中赤羽根地区伊勢宮社殿

　赤羽根通りの途中に赤羽根中学校がありました。斜景に植木で「あかばね」の文字が描かれていました。

　茅ヶ崎市は明治22年、町村制施行で茅ヶ崎村・鶴嶺村 ( 萩園村・平太夫新田・西久保村・円蔵村・矢畑村・浜之郷村・下町屋村・今宿村・中島村・松尾村・柳島村が合併 )・松林村 ( 香川村・甘沼村・赤羽根村・高田村・室田村・菱沼村・小和田村が合併 )・小出村 ( 行谷村・芹沢村・堤村・下寺尾村・遠藤村が合併 ) の四ヶ村が成立しました。
明治41年、茅ヶ崎村・鶴嶺村・松林村が合併して茅ヶ崎町となりました。昭和22年、茅ヶ崎町が茅ヶ崎市となり、昭和30年には小出村のうち遠藤を除く四地区が茅ヶ崎市に合併しました。